生地加工
最初に行うのは、生地の下ごしらえ。素材ごとの風合いや特性を見極めながら、多様な加工を施し、スリッパづくりに最適な状態に仕立てます。
創業以来、株式会社後藤は高品質なスリッパを小ロットから大量生産まで幅広く対応できる、国内でも希少なメーカーとして歩んでまいりました。
国産のスリッパづくりを次世代に受け継ぐことを使命とし、
履き心地や型崩れのしにくさ、美しい縫い目へのこだわりを大切に、
これからもお客さまに誠実に寄り添い続けます。
最初に行うのは、生地の下ごしらえ。素材ごとの風合いや特性を見極めながら、多様な加工を施し、スリッパづくりに最適な状態に仕立てます。
プレス機と金型によって一気に裁断。
力のかけ方ひとつで仕上がりが変わるため、ここでも熟練の目と判断が欠かせません。
表地と裏地を一針ずつ丁寧に縫い合わせます。どんな素材でも、見た目に違和感なく仕上げるためには、1ミリのズレも許さない高度な縫製技術が求められます。
素材や用途、その日の気温や湿度に応じて糊の種類や量を微調整しながら、芯材と確実に密着させます。
加温と冷却を繰り返しながら甲材を曲線的に成形していきます。わずかな温度の違いが仕上がりに影響するため、細やかな感覚が必要とされます。
上下左右、あらゆる方向から縫える「八方ミシン」を使い、立体的に縫い合わせます。縫い目の均一さと仕上がりの上品さは、職人の熟練度の証です。
甲と中敷きを糊付け・圧着し、最終検品へ。細部まで目を通し、厳しい基準をクリアしたものだけが、後藤の名を冠して出荷されます。
お客様のご要望に応じて、
素材・デザイン・機能などを
ご自由にカスタマイズいただけます。